PTC、核融合の偉業に貢献したことを発表

※記載の情報はリリース発表時のものです。
報道資料

 

 

 

2022年12月26日
PTCジャパン株式会社

PTC、核融合の偉業に貢献したことを発表

PTCソリューションで開発された国立点火施設の核融合技術が偉業達成

米PTC(本社:米国マサチューセッツ州、社長兼CEO:ジェームス・E・ヘプルマン、NASDAQ : PTC、以下PTC /日本法人: PTCジャパン株式会社、本社:東京都新宿区、代表取締役:桑原 宏昭)は、米カリフォルニア州のローレンス・リバモア国立研究所(LLNL)が発表した 核融合反応の大きな前進(*1)を達成した核融合研究施設である国立点火施設(National Ignition Facility:NIF)の開発に、PTC の CAD製品 、Creo®と製品ライフサイクル管理(PLM)のWindchill® が使用されたことを発表しました。これは、核融合を起こすために消費するレーザーのためのエネルギーを上回るエネルギーの生成(核融合点火)に成功したものです。750,000 におよぶ独自設計部品で構成された3,500,000以上のコンポーネントによる高度な設計のNIF “システム・オブ・システム”装置は、これまで CreoとWindchillを用いて構築されたアセンブリの中で最大であり、3D CAD でモデル化されたアセンブリにおいても最大であると思われます。

“NIFはクリーンエネルギーの変革となり得る技術的快挙であり、その開発にPTCのソフトウエアソリューションが貢献できたことは、われわれのテクノロジーの影響力の大きさを示すことにつながりました”とPTCの社長兼CEOであるジム・へプルマンは述べています。“長きにわたって協力いただいた LLNLおよび米国エネルギー省(DOE)に感謝すると同時に、NIFでの開発にわれわれのテクノロジーがお役に立てたことを誇りに思います。”

へプルマンは、今回のNIFでの核融合開発につながるLLNLとの長きにわたる関係を以下でも振り返っています。その“Fusion Ignition Breakthrough: Designing the Ultimate Clean Energy Source”(邦題:核融合の偉業:究極のクリーンエネルギー資源設計)(*2)の中でへプルマンは、NIF プロジェクトに対するPTCの数十年にわたる関わりや、NIFのモデリングと設計管理に使用されたCreoと Windchill、そして PTC の持続可能性に対する幅広い取り組みについてふれています。 以下は抜粋です。

“PTC は、25年以上にわたって LLNLのNIF設計チームを緊密なパートナーとしてサポートしてきました。私がPTCに入社した 1998 年当時、NIF はすでに Creo の前身であるわれわれのCADソフトウェア Pro/ENGINEER® を選択していました。数年後、NIF チームは急激に高まるデータ管理ニーズに対応するためWindchillをソリューションに追加、その間 PTC の製品チームは、LLNL とエネルギー省の方々と数多くの議論を重ね、彼らの高度なプロジェクトを実現するためにソフトウエアが何をすべきか?という命題に共に挑戦し、追求してきたのです。”


関連リンク:
(*1) 核融合反応の大きな前進
https://www.energy.gov/articles/doe-national-laboratory-makes-history-achieving-fusion-ignition
(*2) Fusion Ignition Breakthrough: Designing the Ultimate Clean Energy Source. (邦題:核融合の偉業:究極のクリーンエネルギー資源設計)
https://www.ptc.com/en/blogs/corporate/fusion-ignition-breakthrough-designing-the-ultimate-clean-energy-source

*本内容は米PTCが2022年12月20日に発表した報道資料の翻訳です。

PTCについて (NASDAQ : PTC)
PTCは、製品やサービスのイノベーションの加速、オペレーション効率や従業員の生産性の向上を実現するソフトウェア・ソリューションを提供し、世界の製造業が二桁の効果を生み出す支援をしています。PTC と幅広いパートナーネットワークが提供するデジタル・トランスフォーメーション (DX) 推進のためのソリューションは、オンプレミス、クラウド、純粋な SaaS プラットフォームを介して柔軟な導入が可能です。PTCは、よりよい世界を想像するだけでなく、実現するために貢献しています。

PTCジャパンについて
米PTCの日本法人(本社:東京都新宿区)。CAD、製品ライフサイクル管理 (PLM)、IoTアプリケーション開発プラットフォーム、拡張現実 (AR) オーサリングソリューションの各テクノロジー ソリューションにより、製造業における顧客企業を支援。拡張性と相互運用性に優れた製品設計ソフトウェア群のCreo、製品とサービスのライフサイクル全体にわたる製品コンテンツと業務プロセス一元管理の Windchill、工学技術計算の設計と文書化を同時に行える Mathcad、IoT アプリケーション開発プラットフォームの ThingWorx、拡張現実 (AR) オーサリングソリューションの Vuforia、産業用接続プラットフォームの Kepware といった革新的なソフトウェア製品と、製品開発業務プロセス改革コンサルティング、製品教育サービス、テクニカルサポートを提供しています。1992 年 3 月設立。国内 4 事業拠点。Webサイト: https://www.ptc.com/ja

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※PTCの社名、ロゴマーク、 Windchill、Pro/ENGINEER®、Creo およびすべてのPTC製品の名称は、PTC Inc.(米国および他国の子会社を含む)の商標または登録商標です。その他、記載している会社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。